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Case対応事例

10年以上相続手続きを行っていなかった結果…

「長年相続手続きを行っておらず複雑な状況になっていた」相続手続きの取り組み事例

・相続人・相談者:Aさん(60代男性)
・被相続人:Bさん(80代男性・Aさんの父)
・Cさん(故人・Aさんの祖父)

2024年4月1日より、相続登記が義務化されました。相続により不動産を取得した場合、3年以内に登記を行う必要があり、正当な理由なく義務に違反した場合は10万円以下の過料の適用対象となります。ただし、不動産以外の財産に関しては、この対象とはなりません。

実際に相続が発生しても、遺産分割が行われない場合もあります。ただ長年相続手続きを行っていないと、遺産分割が複雑になってしまう恐れがあります。

Aさんは実父・Bさんが亡くなったことで、相続手続きを行おうとしましたが、実父の兄弟や祖父・Cさんの相続手続きが行われていなかったため、とても複雑な状況になっていました。

ーAさんの状況はどのようなものだったのですか?

祖父・Cさんが亡くなられてから、実父・Bさんが亡くなられた10年間、相続手続きが行われていませんでした。この間に、Bさんの兄弟も順に亡くなられており、本来であればその都度、相続手続きを行っておけば複雑にはなっていませんでした。
ー具体的にはどのような経緯だったのですか?

Cさんが亡くなられたとき、Bさんを含めた3人の兄弟に1/3ずつ、相続する権利が発生しました。しかし、この時点で相続手続きは行われず、そのまま数年が経ちました。

すると今度は、Bさんの兄が亡くなられます。Bさんの兄には妻と、2人の子どもがいるため、Bさんの兄自身の財産と、Bさんの兄が有するCさんの財産の相続分が、妻と子どもたちに法定相続割合に応じて移転します(このことを数次相続といいます)。

今度はBさんの姉が亡くなります。Bさんの姉は独身だったため、彼女の財産はBさんと、Bさんの兄家族が相続することになります。しかし、Bさんの姉には借金があったため、Bさんの兄家族は相続放棄を行いました。

ここまで相続手続きが行われていないと、どの財産がどこにいって誰が相続するかを整理するだけでも大変です。個人で対応するのは不可能、少なくとも相当な困難が伴うといっても差し支えないでしょう。

ー実際、Aさんはお手上げ状態だったのですね

はい、相談に来られた時は、BさんとCさんの財産については認識されていましたが、それ以外の財産については想定されていませんでした。そこで、当事務所では関係する親類縁者を調査して、過去にさかのぼって財産の情報を収集しました。

専門家である我々でも、長期間相続手続きが行われていない場合、漏れがないように何度もチェックを行います。それぐらい難しい内容となるため、相続手続きは早めに行うことが肝心です。

当事務所はこのほかにも【相続手続き】の案件を多く取り使っております。
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